コロナワクチンの2回目を昨日接種しました。一回目は腕が少し痛む程度で済みましたが、今回は翌日の今日になって副反応が出てきたので寝転んでます。順調!副反応が出たということは獲得免疫が機能していることを示すからです。症状は倦怠感、骨の痛み、発熱、頭痛です。典型的な風邪症状と思っていただいてかまいません。

ところで、あちこちで何度も言ったり書いたりしてきたことですが、確保できるワクチンの数に限りがあるのなら、日本政府は接種の順番について、かなりしっかりとした戦略を立てるべきでした。
具体的には、

第1優先 医療関係者及び介護福祉関係者

第2優先順位はウイルスを拡散させやすい活動的な年代つまり15〜35歳

次に社会の根幹を支える35〜55歳
その後に55才以上

などといった優先順位が考えられたことでしょう。
高齢者優先という発想は昨年の事態から導いたものと重われますが、変異株に切り替わりつつあった今年の4月の時点で、方針を変えるべきでした。活動場面の限られる高齢者の感染は、ワクチンに頼らずとも、高齢者と接触機会の多い生産年齢の感染を抑制すれば収まったのではないか。

それに第一、日本は尻すぼみの高齢社会。65歳以上の人口は15〜35歳よりも多いのです。

私にもその年齢層の子どもがいますが、本来なら彼らのような若い人たちこそ真っ先に接種対象にしてほしかったと思います。彼らは残された可能性、未来が60を越えた自分よりずっと長いのですから。

万が一子どもを養う親たちが感染し、働けなくなったり死亡したら、親子のみならず社会全体にとっても大きな痛手でしかありません。

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