ブログ形式によるマガジンスタイルのページを作り、記事を書いてきたこのサイトが、変わります。

これまではエッセイ、意見から趣味的なことまで、いわば雑多なことを書き連ねる程のものを志向していました。さらに仕事に関わる履歴やプロフィールのページもある。ちょっと欲張りすぎたのかもしれません。そのうちに記事を書く頻度が下がり、更新が滞るというよくある展開。
いわゆる個人オフィシャルサイトを意図したものではなかったのですが、それ用のページもあるという、何だかサイトの性格がよく見えない状況。昨今それでは何かとよろしくない、という反省から、この度、サイトを作り直しにかかっています。

まずは、これまでのURLを個人オフィシャルサイトとして、全面的に模様替えしました。プライベートと仕事を切り分けて、このサイトでは仕事関係の情報を載せてゆきます。「予定(告知)」「活動報告」も、投稿するたびに「ホーム」ページに動的に表示されます。これまでの主な仕事も、随時アップデートされて動的に表示されてゆくようにしました。いわば店の表看板と陳列棚、と割り切りました。
サイト名も”SAKIHEI/映像作家齋藤咲平official”になりました。

オフィシャルサイトというと日本では「公式サイト」と訳されて何やら大仰な感じですけど、本当は”official”って、本人が運営してる本物のサイトです、という意味と(<-> unoffial)、公でプライベートじゃないよという意味(=formal)の二つを合わせたような意味合いです。

マガジンはどうする

従来のマガジンは、コンセプトを変更し、カテゴリーとしてはエッセイを発表する場にしようと考えています。今はとりあえず「齋藤咲平official」の下にブログというカテゴリーを設けて、そこで運用。独立させるかどうかも含めて現在再構築を検討中です。形態は一応ブログですが、今日はこんなことがあったよ、いった活動報告や公開日記ではありません。あくまでエッセイが主役。論文のように堅苦しくないけど、自分の関心と知識の及ぶ範囲で考えたことを書いてゆきます。

そして・・・やたらとプライベート写真を載せたり、致しません。すぐに役に立つ記事で埋め尽くし、致しません。他人の記事の切り貼り、致しません。根拠のない言説、致しません。

このように、ポリシーとして楽はしないと決めているため、投稿は不定期とさせていただきます。毎日書いてアップ、致しません。

サイト変身を可能にするワードプレス

今度作り直しているサイトは見た目こそ大幅に変わってますが、以前のマガジンサイトと、骨組みにあたる部分は変わってません。どちらもWordPressを利用しています。もうすっかり定着してるので、知ってる人は知ってる、ウェブサイト構築の枠組み(土台、ツール群)です。今回のような大幅リニューアルも、WordPressでサイトを運用しているなら難しくない、ということを改めて実感しています。WordPressソフトウェア群はフリーソフトウェア財団により管理されているため、ライセンス使用料は無料です。

WordPress日本語サイトはこちら

WordPressはCMS=contents management systemの代表です。CMSでは、サイトに表す内容はサーバーのデータベースで管理し、文書の形式/構造はhtmlで記述します。フォントや背景、段落の見た目はCSSで制御します。内容と構造、表現の3者を分離し、それを一つにして表示するスクリプト群全部を合わせることによって、内容の更新や管理を合理的に行うという思想に基づいて作られています。たいへん合理的でシンプルです。基本的な考え方さえ理解すれば、そこそこ使えるレベルになるのは難しくありません。いまではほとんどの企業サイトがCMSで運用されており、WordPress.orgによると全サイトの28パーセント超でWordPressが利用されているとされています。

WordPressは、最初はブログのサイトを作るツールとして認知されていたのです。ブログといえばアメーバブログなどの無料ブログサービスも、基本は同じ。ですが、WordPressの場合、外部のサービスに縛られることがなく、ツールを追加したり、一部の仕様を書き換えたりできるので、今回の私のケースのように、大幅にサイトの性格を変更する、といったときでも、柔軟に対応できるのです。

私のつれあいは個人事業主。自分のサイトをWordPressで作ろうと思ったけど、わからなくて諦めたそうです。望んでいたのは自己紹介や仕事内容、実績アピールなどをセンス良く見せられるサイト。WordPressのサンプルサイトを見ると、そうしたニーズに合いそうな例がたくさん見つかるではありませんか。彼女はすぐにレンタルサーバーに申し込み。この辺りの行動は素早いので、いつも感心します。

しかし自分のイメージに合うようにレイアウトなどをカスタマイズする方法がわからず。実は彼女、ハウツー本を読めば何とかなると思ってた模様。結局、自作は諦めて、有料のサイト作成サービスでサイトを作成したと聞きました。少し勉強すればできるようになるかもしれない。だけど、その時間が勿体無いんだよ、だそうです。ごもっとも。

 

この記事を共有

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。